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2000年以上の長い歴史を持つのが鍼灸治療

紀元前からすでに中国では広がっていたと言われるのが鍼灸治療であり、実に2000年を超える長い歴史があります。日本で誕生をしたわけではなく、中国から伝わってきた治療法であり、時代としては古く奈良時代です。庶民にまで鍼灸治療が知られるようになったのは、さらに発展をしてからの江戸時代になります。体のバランスを全身にある、ツボなどをめがけて刺したりすることで、様々な機能を正常に回復させるやり方です。痛みが強そうに感じますが、非常に極細の専用鍼を用いて行います。長さとしては3cmから6cmほど、もちろん裁縫の際に使用をする針ではありません。また直径に関しては0.12㎜から0.34㎜ほどであり、病院で打つような注射針のようなものとは違います。合成樹脂製や金属製の筒を使用して、丁寧に刺入するのは管鍼法です。指を用いて筒なしで、ダイレクトに刺す手段もあります。でもそのままつまんで刺すのは、多くの鍼灸治療では行ってはいません。

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